三重県議会議員(志摩市選出) 中嶋としき 活動報告:雑感もろもろ:議会改革の勉強会
TOPページ>雑感もろもろ >議会改革の勉強会

議会改革の勉強会

雑感もろもろ|07/07/05

 昨日(7月4日)は朝から自民党三重県連で団体の皆さまからの要望聴き取りをしたあと、榊原温泉にある「神湯館」で開催された「議会改革推進勉強会」に泊り込みで参加してきました。
 主催は県議会議員全員が所属している三重県議会改革推進会議(会長=岩名県議会議員)。普段喧々諤々(けんけんがくがく)の議論をしている議事堂を飛び出して違う雰囲気のなか同志社大学の新川(にいかわ)教授を講師に迎えての研修会。費用はもちろんそれぞれの議員持ちです。

 講義の内容は、これから求められる地方議会の姿。「本来の二元代表制が機能する自立し実働する機関、実質的な審議能力を備えた機関」として県議会が進歩・向上していかなくてはならない、ということをご教示いただきました。

 三重県議会など地方議会は国会と違って首長(知事)と私たち議員とが直接住民の皆さんから選んでいただく「二元代表制」という仕組みになっています。
 知事は行政を運営する最高責任者。私たち議会はその行政活動をチェックしたり、県民の皆さんにとって重要な内容(条例や予算など)を決める役割を担っています。

 しかし、平成12年に地方分権一括法が施行されるまで県の仕事の7割近くは国に代わって執行をする「機関委任事務」でした。自ずとその内容は三重県の実情をよく知らない東京・霞ヶ関の役人が決め、予算も与えられるなど地域の自由度がほとんどないものでした。
 こうした時代の県議会は、知事の提案してくる(ほとんどが国の支配下にある)内容を追認するだけの機関でしか成り得ませんでした。

 平成12年からは「地域のことは地域が決める」・・・地方分権の時代がやってきました。
 首長(知事)には多くの権限が与えられ、地域の実情に適した政策立案も可能となっています(財源はまだまだ国が握ってはいますが・・・)。こうした知事の絶大な権限をチェックし、重要な地域としての意思を議決という形で決定する、その機能を十分発揮することが県議会にも当然求められるようになってきました。
 それに加えて、県民の皆さんから同様に選出いただいた議員で構成する県議会としても知事とは違う立場、チャンネルから政策提案を積極的に行っていくことが重要になってきていると思います。県民の皆さんのためになることであれば、党派を越えて議会が一枚岩になって知事へ提案をぶつけ、政策として実行してもらう・・・こうした取組を実現していくことが今求められています。

 そのことを昨日の研修会で再確認させていただきました。
 議会が一枚岩になるためには「飲みにケーション」も大事(^ ^;ということで、研修会のあとはお酒を酌み交わしながらの懇親会もしっかりとやってきました。

 これから県議会の政策立案能力を高めるためには議員同士の討議が活発に行われて、立場や地域の違いを乗り越えた真に県民の皆さんにとって求められる実効性のある政策を練り上げていくプロセスが重要になってきます。そのためには議員それぞれが一生懸命になって勉強をする必要があります。それを行うために政務調査費を活用することは許していただけるのではないかと思っています。

 こんなことを夜更けまで党派を越えた若手メンバーで議論をしたとっても有意義な勉強会でした!