三重県議会議員(志摩市選出) 中嶋としき 活動報告:雑感もろもろ:あるニュースに触れて感じたこと
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あるニュースに触れて感じたこと

雑感もろもろ|08/02/05

 インターネットを見ていましたら、三重県での児童虐待防止に関する先進的な取組が毎日新聞のサイトに紹介されていました。

 そのニュースの概要は「児童虐待を受けている恐れのある子どもたちには虫歯が多い、、、ということを三重県歯科医師会と三重県が歯科医さんにマニュアルとともに伝えたところ、児童相談所などに通報するケースが増え、児童虐待の早期発見につながる可能性が高まった」というものです。

 私も参加したくて出来なかった「日本子ども虐待防止学会」で報告された内容だったそうです。

 「児童虐待と虫歯」との関係については平成17年度に調査を行ったそうで、虐待を受け保護が必要な児童の虫歯経験率は通常の1.5倍あるけれども、処置率は約4分の1と極めて低い、という結果だったそうです。

 私は1期目の2年目に自分自身では初めての議員提案条例として「子どもを虐待から守る条例」の策定に参画しました。

 国の「児童虐待防止法」もありますが当時はその法律で対応しきれていない内容(抜けている部分)で県が取り組むべきことを中心に議論を進め、県当局に「児童虐待の予防、早期発見、保護、改善」を促す体制や施策づくりを求める条例を1期生仲間の議員と作りました。この条例づくりにあたっては現場の調査を含め県の担当者の方々とも本音の議論もさせていただきながら作り上げた、、、という思い出があります。

 残念ながら、この条例が出来たことで児童虐待の件数そのものが激減した、というわけではありませんが、県も児童虐待防止のためのさまざまな取組を進めています。今回ニュースになった取組についても全国のモデルとなるような内容だと思います。

 私たちが作った条例もこうした県の取組のきっかけになっていれば本当に嬉しい限りです。

 最近、さまざまな政策分野について県議会から提案する条例の検討が進められています。ただその内容をよく精査すると、すべてがすべて条例にする必要があるのかなぁ・・・と思うこともあります。

 議会が提案する条例の本数を増やすこと、そのこと自体が目的になってはいけません。
 県議会として条例づくりに取り組むにあたっては、県民の皆さんにとって真に必要で実効性がある内容の条例か、県行政当局ではなかなか気づかない県民の皆さんの視点からの条例か、変な言い方かも知れませんが「誰から見ても恥ずかしくない」条例か、こうした観点が重要ですし、必要だと考えます。
 今回のニュースを読んで改めてそのようなことを感じました。