三重県議会議員(志摩市選出) 中嶋としき 活動報告:雑感もろもろ:日本経済の現状にあるべき政策とは?
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日本経済の現状にあるべき政策とは?

雑感もろもろ|08/01/16

 今日は少しお堅く、抽象的なお話になりますがお許しを。

 まずは日本経済に関する状況からご報告します。

 日経平均株価ですが、今日の終値は1万3,504円。年明けに1万5,000円を割ってスタートしてから下がる一方です。
 為替市場は105円台の円高・ドル安で、さらなる円高が進む気配もあります。
 景気が悪くなって、円高が進むと輸入が多い日本では物価が下がる、、、というのが教科書的なマクロ経済の考え方なんですが実際はその逆。ガソリン価格をはじめいろんなモノの値段がじわじわと上がってきています。

 日銀の調査によると、1年前と比較した景況感DI(「良くなった」から「悪くなった」を差し引いた指数)はマイナス40.7と、前回調査(07年9月)のマイナス27.4から大幅に悪化したそうです。景況感が悪くなっただけでなく、物価が上がっていることで暮らしに「ゆとりがなくなってきた」との回答が53.4%(前回49.2%)と5割を超えたそうです。

 一方で国の財布(財政)状況は・・・と言いますと、2007年度日本の予算収支は、58兆円の歳入に対して歳出が83兆円で、25兆円の赤字です。財布に入るお金よりも多く使っている、つまりローンを組んで日々をやりくりしているわけです。
 そのローンの累計が830兆円で日本のGDP約500兆円よりはるかに多い状況。1年間で得られる収入の総額よりも多い借金を抱えながら、なおかつ来る日も来る日も借金の利払いと新たなローンを組んで生活しています。

 こうした経済状況にある場合、政府や政治はどうしたらよいのでしょうか。これはある意味、「永遠の課題」です。
 これまで取り組まれてきた財政再建をタイプに分けると次の5つになるのではないでしょうか。

1.戦後復興タイプ:歳出を特定業種に傾斜配分して徐々に増税する。
2.旧自民党タイプ:歳出を増やしながら増税をする。
3.橋本首相タイプ:大きく歳出を削減しながら大幅増税もする。
4.サプライサイドタイプ:歳出を減らしつつ減税と規制緩和をして自然税収を緩やかに増やす。
5.サッチャータイプ:歳出は削減しながら効率を上げて減税する。

 今の日本にはどのタイプの取組も一長一短のような気がしますが「5.サッチャータイプ」をベースに進めながら、競争力のある産業・サービス分野へ傾斜配分する「1.戦後復興タイプ」のミックス政策が有効ではないかと私は考えます。

 仮に総論がそれでOKでも、各論になるとやっぱり道路や河川の整備の要望は強いですし、競争力だけで優劣を判断できない基幹産業というものもあります。

 私自身、まだまだこの課題については妙案を出せずにいる、、、という雑感で今日のところは締めさせていただきます。すみません・・・。