講師の立場って・・・どうも腑に落ちない・・・政務調査|07/07/19 志摩市阿児町安乗には国の指定重要無形民俗文化財に指定されている「安乗文楽」という宝があります。400年を越える歴史を有し、毎年9月15日と16日に安乗神社で上演されます。 この地域の伝統文化を守るため安乗中学校では「安乗文楽クラブ」という中学生だけで文楽を上演する取り組みを長年取り組んでいただいています。地元の安乗文楽保存会の方々が指導者となり、また学校の先生方も総合学習の一環として指導にあたっていただいています。 今回、この安乗文楽クラブのことでご相談をいただきました。
その内容というのは、文楽を指導いただいている安乗中学校の先生のお一人が講師の方で、夏休み期間中は任用されないため生徒の指導にあたれない・・・というものです。前述のとおり9月に上演するためにこの夏休み期間中は非常に重要です。地域の伝統文化を守る観点からもぜひ講師の方について夏休み中も任用を継続してほしい、という切実な要望です。 早速、県教育委員会へ問い合わせました。今回議論となっている講師の方は「臨時的任用講師」という立場で、基本的には授業が行われない夏休みなどの期間には任用を行わない運用を行っているとの説明でした。厳しい財政状況もあり、極力限定した任用期間を設定しているとのことです。 しかし、どうも腑に落ちない・・・。 毎年度末に県議会へ提案される最終補正予算では、講師を含めた人件費を減額している現状から考えると「予算が足りない」というのは私から考えて理由にならないと指摘いたしました。 さらに付け加えるならば講師の方の多くは正規の教職員と変わらない業務を担っています。財政面での制約や少子化のため児童・生徒が減っていく傾向があり全ての人たちを正規の教職員として採用できないことも理解できますが、あまりにも「臨時的任用講師」や「非常勤講師」の方々を都合よく使用しすぎているのではないか?と思ってしまいます。 きつい言い方をすると、県教委の都合に合わせて講師を利用し、児童・生徒・地域の立場から講師の活用をしていないのでは?とまで考えてしまいます。 こうした指摘(県では最近こういうものも「口利き」と分類するそうですが・・・)を踏まえ、県教委として再検討するとのことで本日のやり取りは終わりました。ここはぜひ生徒・地域の視点に立って弾力的な運用をお願いしたいものです。 |

