日本一の漁協の誕生政務調査|10/02/01 平成22年2月1日、三重県の志摩市から紀州に至る熊野灘沿岸の12漁協が合併し「三重外湾漁業協同組合」が誕生しました。その設立記念式典が賢島で開催され、出席してまいりました。 組合員数12,485名、販売取扱高148億円のマンモス組合。その規模は日本一とのことです。 私自身にとってもこの組合の設立は感慨深いものがあります。
この大合併の議論がスタートしたのが私が水産施策を所管する常任委員会の委員長に就任直後の平成20年6月。私は平成18年から何度にもわたって「漁業を元気にするために」というテーマで県議会の質問をしてまいりました。さまざまな提案をしていくなかで一貫して申し上げてきたのも「漁協の大合併」です。 なぜ漁協の合併を提案してきたのか、と申しますと第一には漁業を巡る環境が本当に厳しく、個々の漁業者では対応しきれないほどになっていることが挙げられます。具体的には漁獲量の減少、魚価の低迷、燃油など資材価格の高騰などこうした状況には共同・協力体制のもと効率的な漁業経営を可能にする基盤として漁協の体質強化が必要だと考えたからです。 この44億円と言われる負債も、私の県議会での質問をきっかけに明らかになってきた経緯もありました。こうしたことや常任委員会の委員長として私自身もさまざまな方々との調整に走り回ったことも振り返ると、「ようやくこの日が来たか・・・」と感慨深くなりました。 「この合併によって、すべての組合員が合併してよかったと思えるようにしていきたい」(清水清三組合長) 「この合併はスタート。外湾漁協の自立を支援するとともに、三重県漁業には外湾も内湾もこだわりなく平成26年度の一県一漁協に向けて取り組んでまいりたい」(来賓の永富みえぎょれん会長) 「ようやく船出となったが凪(ナギ)の日はないと思う。時化(シケ)のなかでもしっかりと経営改善に取り組んでいく」(三鬼常務理事) 式典では多くの方々からこうした決意やこれらに対する激励の言葉が語られました。私もしっかりと水産県・三重の復活に向け努力していきたいと決意を新たにしました。 |

