三重県議会議員(志摩市選出) 中嶋としき 活動報告:政務調査:政策判断の結果を検証することは大事
TOPページ>政務調査 >政策判断の結果を検証することは大事

政策判断の結果を検証することは大事

政務調査|08/02/04

 昨日(2月3日)朝から、前晩に降った雪の残る山々を見ながら鳥羽市へ。南勢地区の特定郵便局長会・夫人会の総会へ出席するためです。会場に入ると64名の会員全員が整然と着席されていました。

 これまでも何度かこの総会へ出席させていただきましたが昨年10月の郵政民営化が実施されてからは初めての総会でしたので以前とは様子がちょっと違いました。

 何が違うか、というとまず名称。民間企業になったことから普通郵便局と特定郵便局という考え方がなくなり、「郵便局長会」と”特定”の二文字がなくなりました。それに伴ってこれまで普通郵便局となっていた伊勢や鳥羽の郵便局長さんも会員になられました。

 また大きくこれまでと違ったのがスローガン。「政治的に行動」という文言が盛り込まれていました。これまでは公務員でしたので政治活動が制限されていましたのでこうしたスローガンは表明されてきませんでした。非公務員となり、政治活動を通じて発言力を確保・強化する方針が初めて出されました。

 こうした雰囲気のなか、私もあいさつをさせていただきました。私のあいさつの概要は次のとおりです。

<あいさつの概要>
 最近、○か×か、白か黒か、と対極的な議論が多いと思います。例えば格差の問題ではリッチかプアか、道路特定財源ならば継続か廃止か、、、などなど。
 こうした議論が流行りだしたのがいつだったのかを思い起こすと小泉内閣による平成17年の郵政解散からだったような気がします。
 問題はこうした議論のその後をどう検証しているか。マスコミも含め「白か黒か」と騒いだ後はその判断が本当によかったのかを見つめなおすことを怠っていることに危惧を抱いています。経済学には「市場の失敗」という市場経済がすべてを解決できるわけではない、という概念があります。行政学には「政府の失敗」という概念もあります。ちゃんとこうした視点から検証することが重要だと思います。

 郵政民営化はあのときの世論の結果を受けて実施されましたが、本当に民営化が良かったのか、これからも良いのかについてしっかりと検証する時期に来ているのではないでしょうか?こうしたことを地域の立場から申し上げていくのも私たち地方議員の役割ですのでいろいろとご意見をお聞かせください。
<以上、あいさつの概要>

 さまざまな政策判断について必ずしも机上で考えていたとおりに進んでいないものもあるはずです。公共事業でもそうでしょうし、郵政民営化ももしかするとそうかもしれません。こういったことに鈍感にならないよう自戒を込めてごあいさつさせていただきました。