道路特定財源の行方は?政務調査|08/01/25 1月23日に東京で急きょ開催された「道路特定財源堅持を求める都道府県議会議員総決起大会」へ参加してまいりました。またその後は国土交通省の方を招いて今回のガソリン税の暫定税率がなくなった場合の課題等についての勉強会にも参加してきました。 会場は国会議事堂近くの憲政記念館。雪が降るなか、44都道府県から500名近い参加者で会場内は熱気ムンムンです。 来賓として冬柴国土交通大臣(写真1)や、東京都の石原都知事(写真2)などがマイクを握ってそれぞれ「道路特定財源を堅持すべき!」、「ガソリンが25円安くなるという目先の利益に惑わされ、中長期の必要なインフラ整備を進めるという視点を失わないように!」との話をされました。 <写真1>
ガソリンへの暫定税率は昭和29年からスタートしたそうです。道路整備を進める貴重な財源として利用されてきました。 今回、衆参国会がねじれている状態のなか、民主党を中心にガソリン税の暫定税率を廃止せよ!という議論が出ています。それによってリッター当たり25円安くなる、とのPRをしています。 民主党は「国の事業に負担する分を無くすことで穴埋めできる」と言っていますが、国も1兆円の道路予算がなくなることで国の事業そのものがストップしますし、その分で浮いてくるお金は全国で6000億円。暫定税率をなくすと1兆6000億円が不足すると試算されていますので道路の新設はもちろん、改良もできなくなる恐れがあります。 志摩市で考えますと現在進められている鵜方バイパスや第二伊勢道路の工事がストップすると思われます。志摩市自体も平成18年度決算で3億7000万円あった道路特定財源が2億円へと4割以上減ってしまいます。身近な生活道路の改良や歩道の整備などができなくなる恐れがあります。 「工事がまったくストップするなんてちょっと大げさでは・・・」と思われるかもしれませんが、これまで整備してきたインフラは借金で取り組んできました。その借金の返済がまず第一優先。 今回の話は国会における政局マターの議論。私たち地方議会としては市町・県の道路行政に悪影響を及ぼし住民の皆さんが不便や不満を感じるようなことのないように(ガソリン税の暫定税率による)道路特定財源に関わらずインフラ予算に穴が生じないよう国に求めていくことが大切だと思います。
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<写真2>