県外の病院再編などの動き~その2委員会|07/08/31 昨日に引き続き今回は山形県における病院再編などの動向についてご報告いたします。 山形県では医療圏に高度救急医療を行う病院がない「置賜(おきたま)地域」の取組、県立病院と市立病院の統合・地方独立行政法人化の取組の2点を調査してきました。
置賜(おきたま)地域は山形県の南部に位置します。そのうち2市2町がそれぞれ運営していた公立病院を統合・ネットワーク化し、あわせて高度な救急医療を担う総合病院を県とともに一部事務組合方式で設立しました。 従来あった4つの市立・町立病院の規模をそれぞれ縮小し、住民に身近なサテライト病院として普段の通院を中心に患者を受け入れています。それぞれのサテライト病院で対応が困難な病状の患者についてはそれぞれから15分程度の位置にある置賜総合病院が受け入れるという、役割分担を明確にした地域ネットワーク型の医療提供を行っています。 この背景には 注目したいのは市町村だけでなく、県も加わった一部事務組合方式を採用しているところ。管理運営は2市2町が主導ですが財政的には県も50%の負担(救急医療については100%)で運営しています。地域住民の皆さんにとっては通院は近くのサテライト病院、救急や高度医療は地域の真ん中に位置する総合病院、それぞれの病院間はひとつの経営体なので医療情報はどの病院も共有している、と利便性が高いことが非常に有益です。 三重県においても例えば東紀州地域でこのような仕組みを導入できないか、と考えました。開業医との連携が比較的進んでいる志摩地域でも南伊勢町や鳥羽市も圏域に捉えて参考になる取組かもしれませんね。 県立病院と市立病院の統合については明日、引き続きご報告いたします。 |

