三重県議会議員(志摩市選出) 中嶋としき 活動報告:委員会:信じがたい内容を含む分科会
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信じがたい内容を含む分科会

委員会|10/03/12

 新博物館と県立病院改革。知事の提案に対して県議会がどのような判断をするのか•••。今回の平成22年第一回定例会2月会議のヤマ場を迎えました。

 今日はこの二大テーマに関する予算案の賛否を決める予算決算常任委員会分科会が開催されました。

 新博物館は私も所属する生活文化環境森林分科会。二日前の3月10日にも議論をしましたが採決を先延ばし本日となりました。

 県立病院改革は健康福祉病院分科会。こちらも3月10日にも議論、採決を先延ばししています。

 結果は少し想定外となる、信じがたい内容を含むものとなりました。

 新博物館については、県民の理解がまだまだ不十分である、などの指摘もありましたが、総意として建設に反対するものではないということで原案を採択(賛成)することとなりました。さまざまな議論もあったことも踏まえ、そういった内容を議会の意思を示す「付帯決議」としたいとの意向も示され、決議文案について各会派での議論を行うこととなりました。

<詳細な議論は次のURLからご覧いただけます(開始からほぼ終わりに近い3時間55分経過から10分間くらい)>

http://www.pref.mie.jp/GIKAI/contents/2979/player_bb1.htm 

 私も参加する分科会では、ダブル水谷正副委員長(委員長が隆さん、副委員長が正美さん)のご努力もあり、想定内の結論を得ることができました。

 
 想定外であり、信じがたい内容を含む結果となったのは県立病院改革を議論していた健康福祉病院分科会でした。

 三重県議会の最大会派である民主党系の新政みえから、県立病院改革に関する予算をすべて削除し、その分の予算はすべて予備費に回すという予算修正案が提案されました。つまり、志摩病院を含めた県立病院は引き続きこれまで同様の経営方法、県立県営で行うべき、という内容です。

 一年以上前から私は知事を問い詰め「志摩病院については県立県営では医師の確保もできず、さらに医療崩壊を招く恐れが高いため、民間のノウハウや知恵を活用したい」という答弁を受け、今の志摩の地域医療を守るためには指定管理者制度導入止むなし、と考えてきました。同じようにその方向で致し方ないとして志摩市長、志摩市議会は総意として指定管理者制度を早く導入し、志摩地域の医療を立て直してほしいという要望を知事に出されたところです。

 地元の市長や市議会、地元選出の私や山本教和県議も「志摩地域の医療崩壊を防ぐためには致し方なし」と申し上げている指定管理者制度の導入に関する予算案まで削除した修正案が出てきたことはまったく信じがたいものです。

 この予算を削除するとした提案者である(地元議員がいない)新政みえの議員の方々は責任を持って志摩地域の医療の未来を守ってくれるのでしょうか。守ろうとしているのは医療ではなく、そこで働く県職員の方々の身分が主ではないか、と思われてもおかしくないと考えます。

 私も喜んで指定管理者制度を導入するべきとは思っていません。私も県職員でしたからその安定した身分がなくなることの恐れは身をもって分かります。
 それでも志摩病院の医療体制は大きな決断と勇気を持って経営体制を改革しなければ崩壊、破綻してしまう恐れがあると思っています。そのための指定管理者制度の導入を苦渋の決断として賛同している私としては、今回の予算修正案はあまりにも信じがたい内容と言わざるを得ません。

 本日の健康福祉病院分科会では再度採決を先延ばしし、この予算修正案の取り扱いについて協議をしていくこととなったようです。県立総合医療センターの独立行政法人化の延期を含めた今回の修正案についてしっかりと議論をしてまいりたいと思います。