三重県議会議員(志摩市選出) 中嶋としき 活動報告:委員会:印象に残った県外調査
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印象に残った県外調査

委員会|10/01/14

 1月12日~13日の日程で議会運営委員会の県外調査のため、宮崎県と鹿児島県へ行ってまいりました。

 三重県議会は「議会改革先進県」として外部からの評価は高いのですが、議会運営の仕組みに正解はなく、他議会における取組は非常に参考になります。それぞれの慣習や工夫に基づく議会運営の方法を学ぶと、三重県議会で当たり前と思っていることが、そうでもないことも発見できます。

 例えば議会での質問時間。三重県議会の一般質問は質問と知事などの答弁と合わせて60分間です。私も前職が県職員であったこともあり、「質疑答弁合わせて60分」が当たり前と思っていましたが他議会では「質問で40分以内」とか、「答弁は20分以内」などと決めている議会もあります。

 今回は「そのまんま東」の芸名も持つ東国原知事の誕生で大きく議会改革が進んだ宮崎県と、議会による政策提案にあたって独特の仕組みを持つ鹿児島県議会を訪れましたが、双方に新たな発見がありました。

 宮崎県では代表質問に三日間(三重県では一日間)をかけて知事との議論をしているそうです。また、県議会議員一人年間2回(三重県では1回)の質問を基本としています。本会議での発言機会を三重県よりも多く確保している点に驚きました。その一方で議会生中継がなかったり、三重県で設置しているような予算決算委員会がなかったりとその運営方法の違いもあるため、同様の取組をそのまま実施することは困難であることもよく分かりました。


 鹿児島県では13名の議員で構成する「政策立案推進検討委員会」を設置し、知事などへの政策提言の検討や、議員による政策条例の対象事項の調査を行うことで、議会全体の政策提言能力を高めようとしています。この委員会の検討・調査を受けて「観光立県かごしま県民条例」を制定したり、「鹿児島県版グリーンニューディール政策の推進」を知事に提言したりといった成果を残してきています。常任委員会とのすみわけが課題ともなっていますが、県議会が一体となった取組として参考になりました。

 今回の調査では九州南部で4年ぶりとなり雪にも遭遇しました。雪化粧した桜島はなかなか見ることができないようです。こういった意味でも印象に残る県外調査でした。