三重県議会議員(志摩市選出) 中嶋としき 活動報告:委員会:常任委員会の県内調査(二日目)
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常任委員会の県内調査(二日目)

委員会|08/07/25

 昨日に引き続き、防災農水商工常任委員会の県内調査についてご報告いたします。

 二日目は伊勢志摩観光コンベンション機構、大台町、松阪地区広域消防組合の3か所にお邪魔してきました。

 伊勢志摩観光コンベンション機構は、伊勢・鳥羽・志摩・南伊勢の広域的観光を進める核となる組織として平成6年に立ち上がり、今年から大きくその組織強化を図ったところです。会長である森下伊勢市長が出席され、この伊勢志摩地域における観光振興にかける想いを熱弁していただきました。
 森下市長のご説明にあったのですが、外国からの観光客誘致について、三重県は全国でも30番目程度しか集客できていない、という事実を知りませんでした。以前から三重県の外客誘致(インバウンドとも言いますが)は弱いと議会でも指摘してまいりましたが、本気で東アジア諸国を中心に外国からの誘客にもっと力を入れなくてはいけないと感じました。

 伊勢でのお話のあとは大台町へ。ここではサル・イノシシ・シカによる獣害への対応について調査しました。大台町でも尾上町長はじめ町幹部の方々にご同席いただき、大台町滝広地区で取り組んでいる獣害対策を中心にお話を伺いました。
 そのあと、その滝広地区へお邪魔し、中心的に活動されている町民の方々との意見交換も含めどのように集落ぐるみで獣害対策に取り組んでいるのかを学びました。県の中央農業普及所の職員さんもこの地区に入り込んで共に活動をしてもらっており、多大な成果を上げていることがよく理解できました。
 さらに、サルなどの獣害対策を集落全体で取り組むことによって「まちの元気づくり」にまで発展させていることには感動しました。獣害に苦しんでいる地区は非常に多くなっていますが、まさに大台町滝広地区はモデルとなる素晴らしい取組を展開されています。

 最後に松阪地区広域消防へ。ここでは現在、国・県が進めている「消防の広域化」について現場の声をお聞きするために訪問させていただきました。
 「消防の広域化」はおおむね人口30万人に1か所の消防本部に集約化していこうとするもので、三重県の場合では現在15ある消防本部を平成24年度までに8つに、その後4つにして最終的は三重県で一つの消防本部へしていこう、、、というものです。
 志摩市の場合には、南伊勢町の旧南勢町と広域消防がカバーしてもらっていますが、今度の計画では旧南島町も入り、さらには伊勢消防と鳥羽消防と一体化していこうというものです。

 ただ、消防の広域化はあくまでも市町の自主的な判断で行われるべきものですので現場の声や判断が優先されます。実際に今回訪れました松阪地区広域消防本部(対象は松阪市、明和町、多気町)では広域化するメリットがないとして県の描いた計画には明確に反対の姿勢を示されています。
 こうした声を直接、現場で聞かせていただけるのも県内調査の意義だと改めて感じました。

 以上のような調査を今回は行ってまいりました。ちなみに秋には新しい産業分野の取組や農業振興などについて1日間ですが北勢地域の県内調査を行う予定となっています。